馬の品種(種類)について その3 [ウマ]
その2ではホースタイプの馬を
軽種 重種 中間種
の3種に分類しました。
しかし、そこには分類できない我々日本人にとって馴染みの深い?馬がいるのです。
日本在来馬(にほんざいらいば)
といってもピンとこないかもしれませんね。
道産子(どさんこ)
と言えば、「ああ~」となるかもですね。
日本在来馬とは、
洋種馬等の外来の馬種とほとんど交雑することなく残ってきた日本固有の馬、
及び、その馬種の総称である。
となります。
現在、日本に現存のものは8種に分かれるが、その多くは個体数がたいへん少なく、
絶滅が危ぶまれている。(道産子はわりかし多いです。)
という貴重な種でもあります。
その8種は
北海道和種(道産子) 北海道
木曽馬 長野県(岐阜県)
野間馬 愛媛県
対州馬 長崎県
御崎馬 宮崎県
トカラ馬 鹿児島県
宮古馬 沖縄県宮古島
与那国馬 沖縄県与那国島
です。8種のうち6種が自治体の天然記念物であり、御崎馬は国の天然記念物に
指定されています。
各地で保護活動もあるのですが、その個体は全体としては減少傾向にあります。
自治体や各種団体が計画的に種の保存に取り組みしている種については減少が止まり、
増加に転じている種もあります。
これ、重要ですよね。
やはり、きちんとした計画をもって取り組んでいけば良いんですよ。
やみくもに増やすと個体数は増えますが、近親交配の悪影響もありえますし、
外来種を入れてしまって純粋な個体がいなくなる例もあります。
そんな日本在来種の8種ですが、体高は種によって違いますがおおむね
110~120㎝、125~135㎝ 程度です。
ということは、体高による分類でいくと
ポニータイプ
に分類されます。
道産子や木曽馬など日本在来種のウマのことを
ジャパニーズポニーなんていうこともあります。
↑宮古馬
↑与那国馬
1枚はおまけですが
↑うちのSちゃん 道産子系(純血かは不明)
本人(馬)はワイルド系を自称してます(笑)
在来種は大きさからいっても我々日本人には親しみやすいサイズです。
性格も私が接してきた在来種のお馬さんたちはみんなフレンドリーでした。
種の保存は人間が地球を自由に使っているわけですから義務とさえいえるのでは?
※写真の出典 オリジナルを覗きWikipediaより
軽種 重種 中間種
の3種に分類しました。
しかし、そこには分類できない我々日本人にとって馴染みの深い?馬がいるのです。
日本在来馬(にほんざいらいば)
といってもピンとこないかもしれませんね。
道産子(どさんこ)
と言えば、「ああ~」となるかもですね。
日本在来馬とは、
洋種馬等の外来の馬種とほとんど交雑することなく残ってきた日本固有の馬、
及び、その馬種の総称である。
となります。
現在、日本に現存のものは8種に分かれるが、その多くは個体数がたいへん少なく、
絶滅が危ぶまれている。(道産子はわりかし多いです。)
という貴重な種でもあります。
その8種は
北海道和種(道産子) 北海道
木曽馬 長野県(岐阜県)
野間馬 愛媛県
対州馬 長崎県
御崎馬 宮崎県
トカラ馬 鹿児島県
宮古馬 沖縄県宮古島
与那国馬 沖縄県与那国島
です。8種のうち6種が自治体の天然記念物であり、御崎馬は国の天然記念物に
指定されています。
各地で保護活動もあるのですが、その個体は全体としては減少傾向にあります。
自治体や各種団体が計画的に種の保存に取り組みしている種については減少が止まり、
増加に転じている種もあります。
これ、重要ですよね。
やはり、きちんとした計画をもって取り組んでいけば良いんですよ。
やみくもに増やすと個体数は増えますが、近親交配の悪影響もありえますし、
外来種を入れてしまって純粋な個体がいなくなる例もあります。
そんな日本在来種の8種ですが、体高は種によって違いますがおおむね
110~120㎝、125~135㎝ 程度です。
ということは、体高による分類でいくと
ポニータイプ
に分類されます。
道産子や木曽馬など日本在来種のウマのことを
ジャパニーズポニーなんていうこともあります。
↑宮古馬
↑与那国馬
1枚はおまけですが
↑うちのSちゃん 道産子系(純血かは不明)
本人(馬)はワイルド系を自称してます(笑)
在来種は大きさからいっても我々日本人には親しみやすいサイズです。
性格も私が接してきた在来種のお馬さんたちはみんなフレンドリーでした。
種の保存は人間が地球を自由に使っているわけですから義務とさえいえるのでは?
※写真の出典 オリジナルを覗きWikipediaより
馬の品種 「アラブ」 純血アラブはエンデュランス向き [ウマ]
アラブの写真です。
パッと見ただけではアラブとサラブレッドの違いは分からないかもしれません。
しかもこの写真の馬はより分かりにくいですね。すみません。
あまり良い素材がないのですが
こちらの写真の方が特徴を出しているといえます。
いわゆる純血のアラブは
体高は150㎝前後とサラブレッドの160~170㎝からすると一回り小さく
アラブでも小さい個体はポニータイプに入ってしまうぐらいです。
サラブレッドよりは小柄で華奢な体躯で、速力もサラブレッドには劣るが、
耐候性、耐久性に優れているとされています。
写真の馬のように尻尾を高く持ち上げて走ったりするのが特徴でもあります。
競走馬として走っていたアラブ系の馬はアングロアラブでアラブは主に乗用馬として活躍しています。
なかでも馬術競技のエンデュランス競技という長距離での耐久競技で活躍しています。
毛色としては芦毛(あしげ)が多いようです。
個人的には気高いイメージがあります。
品がある、といったらいいのでしょうか。
私が知っている、とある純血アラブのS君は見ていると吸い込まれそうなぐらい
オーラを放っていました。
馬の魅力、そのものですね。
馬の品種はとてもたくさんありますので、順次ご紹介していきたいと思います。
あなた好みの1頭(1品種)が見つかるかもですね♪
※写真の出典 WikipediaおよびYahoo画像より
パッと見ただけではアラブとサラブレッドの違いは分からないかもしれません。
しかもこの写真の馬はより分かりにくいですね。すみません。
あまり良い素材がないのですが
こちらの写真の方が特徴を出しているといえます。
いわゆる純血のアラブは
体高は150㎝前後とサラブレッドの160~170㎝からすると一回り小さく
アラブでも小さい個体はポニータイプに入ってしまうぐらいです。
サラブレッドよりは小柄で華奢な体躯で、速力もサラブレッドには劣るが、
耐候性、耐久性に優れているとされています。
写真の馬のように尻尾を高く持ち上げて走ったりするのが特徴でもあります。
競走馬として走っていたアラブ系の馬はアングロアラブでアラブは主に乗用馬として活躍しています。
なかでも馬術競技のエンデュランス競技という長距離での耐久競技で活躍しています。
毛色としては芦毛(あしげ)が多いようです。
個人的には気高いイメージがあります。
品がある、といったらいいのでしょうか。
私が知っている、とある純血アラブのS君は見ていると吸い込まれそうなぐらい
オーラを放っていました。
馬の魅力、そのものですね。
馬の品種はとてもたくさんありますので、順次ご紹介していきたいと思います。
あなた好みの1頭(1品種)が見つかるかもですね♪
※写真の出典 WikipediaおよびYahoo画像より
馬の品種(種類)について その2 [ウマ]
その1ではウマは体高で「ホースタイプ」と「ポニータイプ」に2分すると書きました。
一般的なウマをホースタイプ、小さいウマをポニータイプですね。
ではまずはホースタイプをさらに分類していきたいと思います。
外観、能力、用途などによって3種類に分ける方法が日本では一般的です。
軽種、重種、中間種の3タイプです。
1.軽種は、簡単にいうと競馬の馬、競走馬です。
サラブレッド、アラブ、アングロアラブ、サラブレッド系種、アラブ系種、の5種です。
軽種のウマは競馬のウマと言いましたが、より正確に説明するなら
主に競馬に使用され、その後乗馬としても使用されるウマと言ったほうが良いでしょう。
乗馬に使うウマのことは乗用馬といいます。
日本では中央競馬、JRAではサラブレッドが競馬で走っています。
地方競馬では、サラブレッドが競馬で走っていますが
ごく少数のアングロアラブも在籍しているようです。
かつては中央競馬でもアラブ系競走としてアングロアラブが走っていました。
地方競馬はサラブレッドとアングロアラブの両方が多く在籍していて、
中にはアングロアラブ専門の競馬場もあったのです。
ただ、時代と共にアラブ系競走は衰退していき、アラブ系競走からサラ系競走へ移行したり
競馬場、競馬そのものを廃止してしまった地方競馬もたくさんあります。
そのあたりの競馬の話題も今後書いていきたいと思います。
下の写真の馬はアラブです。
2.重種は主に挽用(ばんよう)の馬で、
馬車やソリ、荷物等をひく馬のことです。
主に農耕や重量物の運搬のために改良された品種、とあります。
主な品種としては、
ペルシュロン、ブルトン、ベルジャン、シャイヤー、クライズデール、などがいます。
とても大きく、力持ちなお馬さんたちです。
下の写真の馬はペルシュロンです。
3.中間種はその名の通り
軽種と重種の中間的な性質を持ち、大多数が乗用馬として生産されるとあります。
ですが、中間種でも馬車を牽く馬はたくさんいますし、
競走馬(といっても外国や日本でも草競馬?というかアマチュア競馬)として走っている中間種のお馬さんはいますので、
軽種でも中間種でもない、ホースタイプの馬はすべて中間種といっていいかもしれません。
ですので、非常に多くの品種が存在します。
主だったところでは、
クォーターホース、ハンター、リピッツァナー、フリージアン、アンダルシアン、トロッター、などなど
書き切れない位たくさんの品種の馬がいます。
下の写真はクォーターホースです。
ここではホースタイプを軽種、重種、中間種、の3つに分類しました。
これでも世界のウマたちにはまだ分類できていない品種が存在しますので
次回はそこに触れていきたいと思います。
※写真の出典 WikipediaおよびYahoo画像より
一般的なウマをホースタイプ、小さいウマをポニータイプですね。
ではまずはホースタイプをさらに分類していきたいと思います。
外観、能力、用途などによって3種類に分ける方法が日本では一般的です。
軽種、重種、中間種の3タイプです。
1.軽種は、簡単にいうと競馬の馬、競走馬です。
サラブレッド、アラブ、アングロアラブ、サラブレッド系種、アラブ系種、の5種です。
軽種のウマは競馬のウマと言いましたが、より正確に説明するなら
主に競馬に使用され、その後乗馬としても使用されるウマと言ったほうが良いでしょう。
乗馬に使うウマのことは乗用馬といいます。
日本では中央競馬、JRAではサラブレッドが競馬で走っています。
地方競馬では、サラブレッドが競馬で走っていますが
ごく少数のアングロアラブも在籍しているようです。
かつては中央競馬でもアラブ系競走としてアングロアラブが走っていました。
地方競馬はサラブレッドとアングロアラブの両方が多く在籍していて、
中にはアングロアラブ専門の競馬場もあったのです。
ただ、時代と共にアラブ系競走は衰退していき、アラブ系競走からサラ系競走へ移行したり
競馬場、競馬そのものを廃止してしまった地方競馬もたくさんあります。
そのあたりの競馬の話題も今後書いていきたいと思います。
下の写真の馬はアラブです。
2.重種は主に挽用(ばんよう)の馬で、
馬車やソリ、荷物等をひく馬のことです。
主に農耕や重量物の運搬のために改良された品種、とあります。
主な品種としては、
ペルシュロン、ブルトン、ベルジャン、シャイヤー、クライズデール、などがいます。
とても大きく、力持ちなお馬さんたちです。
下の写真の馬はペルシュロンです。
3.中間種はその名の通り
軽種と重種の中間的な性質を持ち、大多数が乗用馬として生産されるとあります。
ですが、中間種でも馬車を牽く馬はたくさんいますし、
競走馬(といっても外国や日本でも草競馬?というかアマチュア競馬)として走っている中間種のお馬さんはいますので、
軽種でも中間種でもない、ホースタイプの馬はすべて中間種といっていいかもしれません。
ですので、非常に多くの品種が存在します。
主だったところでは、
クォーターホース、ハンター、リピッツァナー、フリージアン、アンダルシアン、トロッター、などなど
書き切れない位たくさんの品種の馬がいます。
下の写真はクォーターホースです。
ここではホースタイプを軽種、重種、中間種、の3つに分類しました。
これでも世界のウマたちにはまだ分類できていない品種が存在しますので
次回はそこに触れていきたいと思います。
※写真の出典 WikipediaおよびYahoo画像より
馬の品種(種類)について その1 [ウマ]
馬の種類、あなたはいくつ言えますか?
いきなりですみません。。。
っていうか「種類あるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
答えから言うと
あります。
種類(品種)ですが、それはもう細かく分けるとかなりの数です。
犬もそうですよね。
大別しないといけないです。
簡単に分類するには、まず大きさで「ホースタイプ」と「ポニータイプ」に二分します。
馬は英語で「HORSE」、ホースなので馬は全部ホースタイプなのでは?
となりますが、あくまで呼び方なので悪しからず。
ある一定の基準を満たさない馬を「ポニータイプ」に分類し、
それ以外を「ホースタイプ」に分類します。
「ポニー」と聞けば、「ああ、そうか」と納得される方もいらっしゃるのでは?
簡単に言うと「小さい馬」を「ポニー」と総称するのです。
正確には「体高」
「キコウ」の高さ(人が乗るところ、背中のやや前)で体高を測ります。
下の写真を見てください。
左から、馬の頭があって首があって背中が…となりますが、
首と背中の間に髪の毛がありますよね。「たてがみ」です。
このたてがみは首全体に生えているわけですが、背中に向かっていくとなくなります。
その無くなるところ、境目あたりが盛り上がっているの分かりますか?
コブみたいな感じと表現したら分かりやすいかな?
こちらの写真だと盛り上がっているのが分かると思います。
その「キコウ」の高さが145㎝を超えない馬を
「ポニータイプ」に分類します。
145㎝以上の馬は「ホースタイプ」に分類します。
たった2種類に分けるだけで説明が長くなってしまいました。
続きはまた書きますね。
※追伸 ボーダーラインの145㎝ですが、実は認定する各種団体等によって基準は違ったりします。
143㎝だったり、147㎝だったり…
ここでは一般的に言われている145㎝を採用してお話しております。予めご了承ください。
いきなりですみません。。。
っていうか「種類あるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
答えから言うと
あります。
種類(品種)ですが、それはもう細かく分けるとかなりの数です。
犬もそうですよね。
大別しないといけないです。
簡単に分類するには、まず大きさで「ホースタイプ」と「ポニータイプ」に二分します。
馬は英語で「HORSE」、ホースなので馬は全部ホースタイプなのでは?
となりますが、あくまで呼び方なので悪しからず。
ある一定の基準を満たさない馬を「ポニータイプ」に分類し、
それ以外を「ホースタイプ」に分類します。
「ポニー」と聞けば、「ああ、そうか」と納得される方もいらっしゃるのでは?
簡単に言うと「小さい馬」を「ポニー」と総称するのです。
正確には「体高」
「キコウ」の高さ(人が乗るところ、背中のやや前)で体高を測ります。
下の写真を見てください。
左から、馬の頭があって首があって背中が…となりますが、
首と背中の間に髪の毛がありますよね。「たてがみ」です。
このたてがみは首全体に生えているわけですが、背中に向かっていくとなくなります。
その無くなるところ、境目あたりが盛り上がっているの分かりますか?
コブみたいな感じと表現したら分かりやすいかな?
こちらの写真だと盛り上がっているのが分かると思います。
その「キコウ」の高さが145㎝を超えない馬を
「ポニータイプ」に分類します。
145㎝以上の馬は「ホースタイプ」に分類します。
たった2種類に分けるだけで説明が長くなってしまいました。
続きはまた書きますね。
※追伸 ボーダーラインの145㎝ですが、実は認定する各種団体等によって基準は違ったりします。
143㎝だったり、147㎝だったり…
ここでは一般的に言われている145㎝を採用してお話しております。予めご了承ください。