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ウマと馬車の可能性と未来について 第5回 [持論]

前回では

馬車はスローライフな移動手段

という位置づけになり、現実的にはどうするのがいいのでしょうか、

という話でしたね。

あれから考えました。

ひとつは過疎地域の交通手段

バスを運行するには利用客が少なすぎる

そんな地域に馬車はどうかと。

馬が癒しの効果も兼ねて良いのでは?

ただ、利用客が少ないということの根本から考えると

馬の維持と管理が問題になってきますね。


で、ちょっと話が逸れますが、

馬は癒しになる

ということを声を大にして言っておきます。

もちろん、個人的主観などによりますから万人全てにとは言いませんけど。

いわゆるアニマルセラピーです。

そして触れ合うことも重要。

でも触れ合うって言うのは

乗る

触る

だけじゃなく

見る

感じる

でも良いと思います。

馬って基本おとなしいですが

なんといっても大きいですよね。

ミニチュアホースはまだしも

いわゆるポニーだって体重でいえば100キロオーバー

人間より大きいわけです。

子どもさんから見れば間違いなく大きい動物といえるでしょう。

ですから怖い、と思う感情も大事です。

そこから認識していくのです。

経験していくのです。

私自身、馬と出会って人生観変わりましたから

そんなウマの魅力をもっと伝えていきたいと思います。

IMGP2064.JPG

※写真は本文とは関係ありません。
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ウマと馬車の可能性と未来について 第4回 [持論]

前回では馬車は効率が悪いという話になってしまいました。

第1回  第2回  第3回(前回)

本音では馬車をあんまり否定したくないのですが、きれいごとだけでもいけません。

かといってこのまま引き下がる?わけにもいきません。

馬車のメリットを考えます。

効率では分が悪いので、非効率でも構わないこと…

エコではあるのですが、それを活かして…

目立つので、それを活かして…

簡単に思いつくのはやはり観光地とか人の集まるところで訴えていく。

何を?馬車はエコですよ、と?

でもその馬車をトラックで運んじゃうと本末転倒なんですよね…

とにかく馬車は目立ちます!華やかです!といった派手?なイベント

結婚式や各種のイベントならそれもありでしょう。

基本は地域密着型が理想なんですよね。

地元で活動できれば移動するデメリット、コストも時間もエネルギーの問題が
無くなってきますからね。

それから

効率面でのマイナスを逆手に取る…

スローライフ

急がない方の足にはピッタリです。

地元の高齢者の方の足代わりになるとか。

巡回バスならぬ巡回馬車

馬車タクシー、シャトル馬車、宅配馬車、

利用される方はスローライフで良くても事業として考えたらやっぱり効率悪いですかね。

IMGP4664.JPG

停留所で待機する馬車タクシーの想像写真です。

写真の馬車は小さめのものなのですが、もう少し大きく、幌(屋根)も取り付ければ
乗車人数も多くなり、快適になります。

テーブルがセットできる馬車もあるんです。
ドリンクを飲みながら、お菓子食べながら、楽しくおしゃべりしながら
馬車から見る景色を楽しむ。

お花見馬車なんか良いかもしれませんね。

なんなら歌いながらでも

カラオケ馬車

あんまりうるさいというか、下手だとお馬さんがうんざりしそうですが(笑)

う~ん、やっぱりイベント系になっちゃいますかね。

まだまだアイデアはあるはずです。

このブログを見てくださっているあなたからのアイデアも募集します!←他力本願?

なんせ頭の片隅にアイデアの欠片があるのにまとまらない…感じなんです。

ぜひよろしくお願いします。
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ウマと馬車の可能性と未来について 第3回 [持論]

前回では

馬車はエコカーである、と良い事を強調して書きました。

が、現実も考えなければいけないので今回はマイナス面というか
デメリットを考えていこうと思います。

第1回ではウマと馬車のイメージを書き出しているわけですが

まず、馬車を牽くウマから考えると

生き物という当たり前のことが出てきます。

生きているから食事をする、排泄物を出す。

動物ですから臭いもします。
ちなみにウマの好きな人はウマの臭いは良い匂いなんですけどね。

でも苦手という方だっていらっしゃるでしょう。

そしてこれも当然ですが世話をする必要があります。

世話をする場所、厩舎(馬房)やお馬さんのからだをきれいにする施設が必要です。

そしてお馬さんのご飯(主食は)の保管場所や排泄物(ウマのうんちのことをボロっていいます)の処理

お馬さんの部屋に敷く敷料(ワラやおが粉など)の倉庫なども必要ですね。

当然、給排水や電気・ガス等の設備も必要です。

つまり、お馬さんを養うには場所・設備・人が必要でコストがかかる

ということなんです。

こんなん書いちゃうとウマなんて養えないっ!

ってなっちゃうかもですが現実は受け止めなければ…

ですので乗馬愛好家でご自身の愛馬がいる方が少なく
いても通常は乗馬クラブ等に預託するわけです。
 
預託するのは設備だけの問題ではなく調教維持等のことも
あるので一概には言えませんが、ここでは割愛します。

シュガー1.JPG
「オレを養うなら高級マンション用意してくれよ」

無視します(笑)


次に馬車について考えます。

導入コストがかかる

現在はだいたい外国製の馬車がほとんどでヨーロッパやアメリカから輸入しています。

維持費はどうか?

軽車両ですので税金とかはかかりませんが、
駐車場所は確保しないといけません。
まあ、車庫照明いるわけではないですけどスペースの問題以上に
保管状態ですね。雨ざらしってわけにはいかないでしょうから倉庫的なもの
大型のバイクガレージなどを利用する手もありますが大型の馬車になると
かなりのスペースが必要になってきます。

あとはメンテナンスですが、足回りを整備し、きれいにしておく程度

程度って言ってよいものかは分かりませんが、自動車よりは楽でしょう。
特殊ですから構造上の知識は必要でしょうね。
でも構造も馬車が自動車に発展していったことを考えれば基本的には
被ってくると思います。


それに加え、ウマと馬車を連結するハーネスという馬具も必要になってきます。

そしてウマと馬車の常駐場所と仕事の場所が違えばそこまで移動する手段が必要になります。

ここが矛盾しちゃうんですよ。

職住が同じ、もしくは非常に近ければ

そのままウマが馬車を牽く状態で移動できます。

馬車(ウマ)自体が移動手段なわけですからね。
当たり前のことです。

ただし、

距離が離れていると

トラック等を使用してウマと馬車を輸送しないといけなくなります。

これ、すごい矛盾というかジレンマなんですよね。

距離があったってそのままウマが馬車を牽いて移動すればいいじゃん!

って思いますよね?

長距離バスとか長距離トラックと同じでしょ?

そこにウマと馬車のウイークポイントがあります。

スピードが自動車ほど出ない

その気になればスピードアップできないわけではないですけど
通勤するだけで疲れちゃって仕事できない…

なんてことになります。

あとは距離の問題もさることながら移動する道路や周辺の環境にも左右されます。

軽車両、自転車が通行できるところは法規上、OKなわけですが

実際問題、周囲の交通を乱すわけにはいかないですからね。

ウマや馬車が道路やその辺、町を通行していたら

とても目立って注目浴びますが

危ないよ、とか

邪魔だよ、という方もいらっしゃるかもしれません。

あとはバスに比べれば乗車人数限られてくるわけですし
トラックに比べたら積載量も限られてきます。

もちろん、馬車の大型化・ウマの多頭数化で対応できなくもないですが

自動車等他の輸送手段に比べたら

効率面では分が悪い

のです。

じゃあやっぱり馬車はダメじゃん

ってことになっちゃうのか…

日本馬車協会としては考えなくてはいけません。

続きはまたにします。

重種馬車2.JPG


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ウマと馬車の可能性と未来について 第2回 [持論]

このブログでウマと馬車に関する話題をいろいろと書いていますが

行き着くところ

ウマと馬車の素晴らしさをこれでもかと伝えたい

これに尽きてしまいますね

世界の中心でウマと馬車を叫ぶ

的な(笑)


で、本題のウマと馬車の可能性と未来

可能性について書いていこうと思います。

答えから書いてしまうと

ウマと馬車はクリーンエネルギーな乗り物

と言えます。

なんといっても馬車のエンジンはウマです

必要なエネルギーはガソリンでも石炭でも電気でもない

それは



ウマの主食は草です。

草を食べて、その力で馬車を牽く

ハイブリッドカーやら第3のエコカーやら電気自動車やら

そんなの関係ねぇ

まさに究極のエコカー

なのであります。

もちろん、草だけではなく配合飼料とかも必要ないとは言えないですし

草、乾草にしてもたいがい輸入されたものが大半ですので

流通までの過程で燃料等を使っているといえば使っています。

ま、そのあたりは他のエネルギーも同じですから

単純に考えると馬車は環境に優しい乗り物であると言えるのではないでしょうか?

草も極端に言ってしまえば、空き地や耕作されていない農地、公園や庭などに生える草

いわゆる雑草でも良いんです

ウマは本来、低カロリーな草を1日中食べている動物ですからね。

競馬や乗馬のウマは人間の都合上、たくさんのカロリーを摂取する必要があるから

配合飼料や高カロリーの乾草を食べているのです。

もちろん、馬車を牽くのも人間の都合で、大変な労力ですから

馬車を牽くおウマさんにも必要なカロリーを摂取してもらわないといけませんが。

でも雑草もウマにとってはちゃんとしたエネルギー源でありますし、

たくさん食べてもらえば良い訳です。

真夜中に馬車を牽くってことはまずないでしょうから

夜中に草をたくさん食べてもらえばOK牧場!

ウマは夜中でも起きてますからね。

いいじゃないですか。

雑草って刈り取っても処分に困るわけでしょ。

処分するのにお金かかりますよね。

処分っていっても大半は焼却するんでしょうね。

燃やすと二酸化炭素でるじゃないですか!

これまた環境によろしくない

おウマさんに食べてもらうのが一番良い処理方法です。

ヤギさんやヒツジさんでも構わないですけど

当ブログの趣旨上、おウマさんに限定しておきます(笑)

そうそう、私は以前ヒツジを飼ったことありますが、

ヒツジさんはおウマさんがあまり食べない部分の草(というか枝とか茎とか)でも

食べてくれましたっけ

ウマが中間処理施設

ヒツジ(ヤギもいける!はず)が最終処理施設

これで万全です


ととと・・・

話がだいぶ明後日の方向に行きましたが

ウマが牽く馬車は究極のエコカーである

間違いないでしょう!

そして雑草はある意味、再生可能エネルギー

刈っても抜いてもまた生えてくる、伸びてくる

広めよう、ウマと馬車
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ウマと馬車の可能性と未来について 第1回 [持論]

現代社会において、ウマと馬車は実用的とはいえない部分があります。

時間や経費等のコストを考えると否定は出来ません。

でもエネルギー問題

環境問題

スローライフなんて言葉もあります。


ふと、見つめ直してみると

ウマと馬車は未来の救世主になる

大げさでしょうか?

ワタクシの個人的な持論ではありますが、

ウマと馬車の可能性と未来について

書いていきたいと思います。

第1回はざっくりと

ウマと馬車についてのイメージを書き連ねます。

※一般的なイメージを列記します


~ウマ~

可愛い

目がきれい

大きい

小さいポニーもいる

足が速そう

鞭で叩かれて痛くないのかな?

人を乗せて重くないのかな?

じゃあ馬車を牽くのは辛くないのかな?

体がピカピカしてる

それって競馬のウマじゃない?

ポニーは結構毛でモコモコしてるよ

やっぱり臭うんじゃない?

昔は近所にウマがいたよ

乗ったことある!

見たことある!


こんな感じでしょうか。

私自身はウマに関わって長いので一般的なイメージとは遠くなってます。

次は馬車についてのイメージ


~馬車~

シンデレラのかぼちゃの馬車

ロイヤルウェディング

湯布院で乗ったことあるよ

ドラクエに出てきた

実物ってあるの?

昔は移動手段だったんでしょ?


こんな感じでしょうか。

意外に出てこないような気がします。


でもウマと馬車、

そのもの自体を知らないって方はいらっしゃらないと思われます。

身近な存在とも今のところ言えないのが本音でもあります。

でも

知らないだけで

知ってしまえば

とっても魅力的なウマと馬車

その世界にあなたをご招待したいと思います。

これからどんどんウマと馬車について更新していきますので

ご訪問よろしくお願いします。

最後に素敵なウマと馬車の一例を写真でご紹介しておきますね

IMGP4903.JPG



タグ:ウマ 馬車 未来
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