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ホースウェディング 白馬と共に最高の日をお過ごしください [ウマ]

ウマと馬車の結婚式

今回は

ホースウェディング

馬車ではなくてお馬さんだけでのウェディング演出をご紹介します。

IMGP2260.JPG

白馬に乗った王子様(新郎様)がお姫様(新婦様)のもとへ駆けつけ
永遠の愛を誓う

いいじゃないですか!

IMGP2357.JPG

もちろん、王子様は白馬に乗って登場しています。

ちなみに階段を器用に上るお馬さんなんです。

IMGP2359.JPG

新婦様が新郎様と白馬に寄り添うなんてことも出来ます。

そしてこの白馬での登場はサプライズプランで行われることがほとんど

ほぼ間違いなくゲストの皆様は大興奮!

そして写メの嵐!

中にはゲストへだけじゃなく、新婦様へのサプライズプレゼントで
登場される新郎様もいらっしゃいます。

ウマくいく

縁起がいいんですよ、お馬さんは

馬車も素敵ですが白馬に乗るホースウェディングもおススメですよ~
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札幌観光幌馬車、ようこそさっぽろへ銀太君の2階建馬車に乗ってね [馬車]

今回は北の地、札幌の観光馬車のご紹介です。

札幌馬車1.jpg

札幌観光幌馬車です。

しかも2階建て

由布院の馬車も老舗でありましたが、こちらも昭和53年スタートとのことで

なんと35年

もうすっかり札幌名物のようです。

札幌馬車2.jpg

札幌の大通公園を拠点に運行されているそうです。

時計台コースとテレビ塔コースの2コースがあります。

時間は約40分

料金は 1階席が 大人1,800円、小学生1,000円、幼児500円
     2階席が 大人2,200円、小学生1,200円、幼児600円

展望の良い2階席の方がちょっぴり高いですが景色料と考えたら安いもの?

1階席2階席共に各12名、合計24名乗車できるそうです。

長年親しまれているため観光客の中にはリピーターも多いとか。

馬車を牽く銀太君(二代目だそうです)のファンも多いのでしょうね

札幌市の公式観光サイトです

ようこそさっぽろ

そして観光馬車を運営されている札幌観光幌馬車さんのサイトです。

札幌観光幌馬車

例年4月下旬から11月上旬までの運行で、
定休日もあるようですのでご注意ください。

札幌に観光旅行の計画を立てている方はご利用されてはいかがですか?

※写真の出典 Yahoo画像より
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馬の起源と進化 その4 エクウス・キャルバス 1本指のウマとなる [ウマ]

前回はメリキップスからプリオヒップスへ、そしてエクウス・キャルバスの登場

ここまでお話しましたね。

前回の記事 馬の起源と進化 その3 メリキップスからプリオヒップスへ

エクウス・キャルバスつまりエクウスが出現します。

鮮新世後期に北米の気候が変化し、北米で生活していた動物のほとんどは移動した。約250万年前に陸続きだったベーリング地峡を渡り、ユーラシア大陸へと渡った。

エクウスの最古の種はエクウス・ステノニスで、イタリアで発見された。第四期の初期か新第三期の最後にプレシップスから進化したと考えられている。エクウス・ステノニスは後に体重が軽い種と重い種の2種に分岐した。

当然プリオヒップスからエクウスにいたるまでも何種かが進化を繰り返しているわけですね。

エクウスステノニスは北米に渡った。北米ではエクウス・スコッティと呼ばれており、現代の馬を超える大きさの化石も見つかっている(エクウス・スコッティ・ギガンテウスと呼ばれる)。

アメリカ大陸では鮮新世(300万年前)から更新世(1万年前)までの間で、ヒッピディオン、エクウス・フランシスキ、そして現代の馬の先祖の、大きく分けて3種類に分岐した。

ここでヒッピディオンが出てきます。

ヒッピディオン1.jpg

↑ヒッピディオンの骨格です

ヒッピディオンは約300万年前にアメリカ大陸間大交差が起こった際、北米を渡り南米で繁栄した。ヒッピディオンは比較的短い脚を持っていた。元々はプリオヒップスから進化したと考えられていたが、DNAの研究が進みエクウスに属する種であることが示されている。100万年前、南米にエクウスカバルスが渡ってくると、ヒッピディオンとエクウスカバルスは血が混じりあい、一つの種となった。ヒッピディオンは南米の固有種となっていたが、約1万3000年前に絶滅した。

エクウスフランシスキは更新世の氷床の南で見られた。エクウスフランシスキは約3万1000年前、ベーリング地峡周辺で絶滅した。

とあります。

まさに誕生と絶滅の歴史です。

内容が重複するところもありますが、要約していくと

エクウスはアメリカ大陸から、かつて存在していた地峡を渡ってアジア、ヨーロッパへと 分散していった。氷河が後退したおよそ1万年前、この地峡は海没した。 そして推測の域をでないいくつかの理由によりアメリカ大陸の馬たちは絶滅した。 その後スペインの征服者がやって来るまで、そこには馬は存在しなかった。

大陸間の種の移動にウマも例外ではないようです。

そしてエクウスはさらに現代のウマへと進化をとげていったのです。

原始的な3タイプのウマ

モウコノウマタルパンエクウス・シルヴァティカスである。

この3タイプのウマについては改めて書いていきたいと思います。

おさらいで

ウマの脚の進化.gif

ウマの進化の流れ.png

進化の過程です。

※写真と図の出典 Wikipediaより
タグ:ウマ 進化
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テーマパーク馬車 長崎ハウステンボス、とっても良い雰囲気です [馬車]

今回はテーマパーク内で活躍する馬車のご紹介です。

長崎のハウステンボスです。

かつてはフリージアンホースランドとしてハウステンボス内で直営?だったらしいのですが
ハウステンボスもHISの再建のもと一部のスペースをフリーゾーンとしたりして
ホースランドも今では通常の乗馬クラブとしても営業しているみたいです。

ハウステンボス乗馬クラブ1.jpg

バナーですが、うまくリンクできなかったので下のリンクからジャンプしてください。

ハウステンボス乗馬クラブ パーデンスポート さんが運営しています。

もちろんハウステンボス内での馬車ツアーも行っています。

馬車ツアー

専門のガイドさんがついて馬車でハウステンボスの魅力をお話しながら案内してくれるのです。

料金は大人1,500円、子ども800円

時間は約30分、そのうち20分が稼働(動くこと)だそうです。
残りの10分は乗り降りの時間でもあるのでしょうが、おそらく記念撮影とかできるのでは?

この情報は推測ですので悪しからずご了承ください。

馬車以外にも体験乗馬とかもできるそうなので詳しくはホームページでチェックしてください。

馬車ツアーに戻ります。

ハウステンボスの馬車ツアーの魅力

なんといっても

オランダの街並みの中を馬車で進む異国情緒たっぷりの雰囲気でしょう。
まるで、時間も場所もワープしたかのような錯覚に陥ること間違いなし!

テーマパークは非日常の世界なのですからせひとも味わっていただきたいです。

ハウステンボスの公式サイトはこちら

ハウステンボス

馬車ツアーのページはこちら

ハウステンボス馬車ツアー

写真でご紹介したいのですが、なかなか手に入らないので
実際にご乗車されたお客様のブログをご紹介しておきます。

ハウステンボスでお散歩

素敵な写真で馬車ツアーのことを書かれているのでとても参考になります。
 
本当は自ら現地に行って体験したうえでご紹介したいのですがなかなか思うように
動けませんのでご容赦を…

また、この拙いブログを見てくださっているあなた

もし、ウマや馬車に実際にお乗りになったりご覧になったりされていましたら

ぜひ教えてくださいませ。よろしくお願いします。

もちろん、質問疑問等でも構いません。

当方で分かる範囲ではありますが、お答えさせていただきます。
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馬の起源と進化 その3 メリキップスからプリオヒップスへ [ウマ]

前回はメソヒップスのお話でした。

前回の記事 馬の起源と進化 その2 メソヒップス

中新世中期にはメリキップスが繁栄していた。メリキップスにはステップ地帯の硬い草をすり潰すのに使用されたとされるパラヒップスより大きな大臼歯があった。後脚の第2指と第4指は短くなり、走るときだけ地面に触れていたと考えられている。メリキップスは少なくとも19種類の種に分岐した。

ちょっと前回と重複しますがおさらいってことで

メリキップス1.png

そして上の図をご覧ください。

メリキップスも3本指です。
でも第2と第4指は小さくなって第3指が独立し始めているのが分かると思います。

メリキップスから分岐したウマ科の中で特に変化があったのが、ヒッパリオン、プロトヒップス、プリオヒップスの3種である。メリキップスからもっとも変化したのがヒッパリオンで、歯冠のエナメル質が舌を隔離する壁を作っていた。北米で見つかったヒッパリオンの完全な化石は小さいポニーほどのサイズだった。化石から、カモシカのように体重が軽く乾いた大草原での生活に適応していたことがわかっている。脚の指は3本あったが、第3指のみで歩行し、第2指、第4指はすでに使われていなかった。

北アメリカではヒッパリオンとその近縁種コーモヒッパリオン、ナニップス、ネオヒッパリオン、スードヒッパリオンは繁栄した。また、中新世の間に、アジアやヨーロッパにわたっている(ヨーロッパではアメリカの化石よりも小さなヒッパリオンが見つかっている。特にアテネで見つかった化石が有名である)。

シマウマやロバなどにはヒッパリオンから進化したという説が有力である。

とあります。

プリオヒップスは約1200万年前、中新世中期にカリップスから進化した。プリオヒップスはエクウスとよく似た外見をしていた。蹄の両側にある2本の指は、ほぼ完全に退化しており、脚としての機能は完全に消失していた。プリオヒップスは長く細い脚を手に入れたことで、より速く走ることができるようになった。

プリオヒップスは解剖学的に多くの同一性が見られることから、現代の馬の先祖であると考えられてきた。しかし、プリオヒップスの頭骨には深い窪みがあるが、エクウスには窪みは見られず、現代の馬がまっすぐな歯であるのに対し、プリオヒップスの歯は曲がっていた。このような相違点が見られることから、プリオヒップスは現代の馬の先祖でない可能性もある。プリオヒップスはアストロヒップスの先祖である可能性がある。

プリオヒップス1.png

上はプリオヒップスです。
第3指が独立しているのが分かると思います。

プリオヒップスが現代の馬の祖先であるエクウス・キャルバスの直接の祖先なのか

このあたりは諸説あるようです。

先ほどご紹介した文では否定説もでていますが

蹄1本で立った最初の動物は今からおよそ6百万年前に出現したプリオヒップスである。プリオヒップスは百万年前(人類が地球上に出現する50万年前)に出現することになる真の馬、エクウス・キャルバスの原型といえる。

ともあります。

ともあれ、現代の馬の祖先であるエクウス・キャルバスが登場するのです。

今日はこのへんで失礼します。

※図の出典 Wikipediaより
タグ:進化 ウマ
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ウマと馬車の可能性と未来について 第3回 [持論]

前回では

馬車はエコカーである、と良い事を強調して書きました。

が、現実も考えなければいけないので今回はマイナス面というか
デメリットを考えていこうと思います。

第1回ではウマと馬車のイメージを書き出しているわけですが

まず、馬車を牽くウマから考えると

生き物という当たり前のことが出てきます。

生きているから食事をする、排泄物を出す。

動物ですから臭いもします。
ちなみにウマの好きな人はウマの臭いは良い匂いなんですけどね。

でも苦手という方だっていらっしゃるでしょう。

そしてこれも当然ですが世話をする必要があります。

世話をする場所、厩舎(馬房)やお馬さんのからだをきれいにする施設が必要です。

そしてお馬さんのご飯(主食は)の保管場所や排泄物(ウマのうんちのことをボロっていいます)の処理

お馬さんの部屋に敷く敷料(ワラやおが粉など)の倉庫なども必要ですね。

当然、給排水や電気・ガス等の設備も必要です。

つまり、お馬さんを養うには場所・設備・人が必要でコストがかかる

ということなんです。

こんなん書いちゃうとウマなんて養えないっ!

ってなっちゃうかもですが現実は受け止めなければ…

ですので乗馬愛好家でご自身の愛馬がいる方が少なく
いても通常は乗馬クラブ等に預託するわけです。
 
預託するのは設備だけの問題ではなく調教維持等のことも
あるので一概には言えませんが、ここでは割愛します。

シュガー1.JPG
「オレを養うなら高級マンション用意してくれよ」

無視します(笑)


次に馬車について考えます。

導入コストがかかる

現在はだいたい外国製の馬車がほとんどでヨーロッパやアメリカから輸入しています。

維持費はどうか?

軽車両ですので税金とかはかかりませんが、
駐車場所は確保しないといけません。
まあ、車庫照明いるわけではないですけどスペースの問題以上に
保管状態ですね。雨ざらしってわけにはいかないでしょうから倉庫的なもの
大型のバイクガレージなどを利用する手もありますが大型の馬車になると
かなりのスペースが必要になってきます。

あとはメンテナンスですが、足回りを整備し、きれいにしておく程度

程度って言ってよいものかは分かりませんが、自動車よりは楽でしょう。
特殊ですから構造上の知識は必要でしょうね。
でも構造も馬車が自動車に発展していったことを考えれば基本的には
被ってくると思います。


それに加え、ウマと馬車を連結するハーネスという馬具も必要になってきます。

そしてウマと馬車の常駐場所と仕事の場所が違えばそこまで移動する手段が必要になります。

ここが矛盾しちゃうんですよ。

職住が同じ、もしくは非常に近ければ

そのままウマが馬車を牽く状態で移動できます。

馬車(ウマ)自体が移動手段なわけですからね。
当たり前のことです。

ただし、

距離が離れていると

トラック等を使用してウマと馬車を輸送しないといけなくなります。

これ、すごい矛盾というかジレンマなんですよね。

距離があったってそのままウマが馬車を牽いて移動すればいいじゃん!

って思いますよね?

長距離バスとか長距離トラックと同じでしょ?

そこにウマと馬車のウイークポイントがあります。

スピードが自動車ほど出ない

その気になればスピードアップできないわけではないですけど
通勤するだけで疲れちゃって仕事できない…

なんてことになります。

あとは距離の問題もさることながら移動する道路や周辺の環境にも左右されます。

軽車両、自転車が通行できるところは法規上、OKなわけですが

実際問題、周囲の交通を乱すわけにはいかないですからね。

ウマや馬車が道路やその辺、町を通行していたら

とても目立って注目浴びますが

危ないよ、とか

邪魔だよ、という方もいらっしゃるかもしれません。

あとはバスに比べれば乗車人数限られてくるわけですし
トラックに比べたら積載量も限られてきます。

もちろん、馬車の大型化・ウマの多頭数化で対応できなくもないですが

自動車等他の輸送手段に比べたら

効率面では分が悪い

のです。

じゃあやっぱり馬車はダメじゃん

ってことになっちゃうのか…

日本馬車協会としては考えなくてはいけません。

続きはまたにします。

重種馬車2.JPG


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馬の起源と進化 その2 メソヒップス、3本指に進化 [ウマ]

前回はエオヒップスのお話をしました。

前回の記事  馬の起源と進化 その1 エオヒップス


今回はエオヒップスから進化していく馬をご紹介していきます。

エオヒップスは斬新世(2千5百~4千万年前)にはよく似た二つの種に進化した。 すなわち、メソヒップスとそれよりやや進化の進んだミオヒップスである。 両者とも長い四肢を持ち、体も大きくなり、様々な種類の柔らかい木の葉を食物として 利用できるように歯の形態も変わってきていた。 四肢それぞれの指は3本に減少しており、真ん中の指で体重を支えるようになっていた。

とあります。

ここで図を出します。

メソヒップス1.png

真ん中の肢の図をご覧ください。
指が3本になっていますね。

復元想像図ですが、残念ながら掲載できるものがなかったです。すみません。

続けます。

馬の進化に転機が訪れたのは1千~2千5百万年前の中新世であった。 この時期、地球をおおっていた森林が平原やステップにとってかわり、イネ科の植物が 繁茂しだした。これらの変化にあわせて歯は草をすりつぶすのに適した形態となり、 また草を食べやすいように頸も長くなった。敵の接近を察知しやすい広い視野が 得られるように眼の位置も変化した。四肢は長くなり伸縮性のある靱帯が備わった。 そして最終的には、それぞれ1個の蹄のついた四肢へと変化していった。これらの 変化により突然敵に襲われても逃げのびることのできるスピードを手にすることとなった。

ちょっとざっくりといっているので付け加えていきます。

ミオヒップスについてです。

メソヒップスへの進化のすぐ後にミオヒップスは誕生している。 メソヒップスとミオヒップスの間の化石はいくつか見つかっているが、 ミオヒップスの登場は比較的突然であった。ミオヒップスはメソヒップスが 段階的に進化したとされていたが、その後分岐進化であることが 研究結果から明らかとなっている。 今日ではミオヒップスはメソヒップスの亜種から進化し、長い間メソヒップスと ミオヒップスが共存していたことが知られている。

ミオヒップスの体は大きく、脚の繋は少し変化した。 顔の窪みはより大きく、より深くなった。 上側臼歯はより硬い植物をすり潰すために動く歯冠を持った。

このあたりは最初のざっくりとした説明と符合していきますね。

メソヒップスは漸新世中期に絶滅したのに対し、ミオヒップスは繁栄し 中新世初期に急速に様々な種に分化し始めた。 分化した種は草原に適応した種と森林に適応した種の大きく2種類に分けられる。

森に適応した種はカロバティップスと呼ばれる種で、ミオヒップス中間型とも呼ばれた。 森では地面が柔らかいため、第2指と第4指は歩行に役立っており、再び発達していた。 カロバティップスはアンキテリウムとも呼ばれた。カロバティップスはベーリング地峡を渡り、 ヨーロッパやアジアまで進出した。カロバティップスはユーラシアでシノヒップスに、 北米でハイポヒップスやメガヒップスに進化した。 ハイポヒップスは鮮新世初期に絶滅している。

とまあ、誕生と絶滅を繰り返していくのが進化の過程です。
このあたりはちょっと資料が少ないので簡単な説明に止めておきます。

で、その1にもちらっと出てきたメガヒップス
名前の通り、大きかったのであろう、大きかったであろうからその名が付いているのでしょう。

メガヒップス1.jpg

↑メガヒップスの頭蓋骨と肢の骨です。

ですけれど、ちょっと大きさが分からないのが残念です。
マンモス程度の大きさらしいのですが…
エオヒップスやメソヒップス、ミオヒップスと比べるとかなり大きいみたいです。

草原に残ったミオヒップスはパラヒップスへ進化した。 パラヒップスは小さいポニーほどの大きさで、現在の馬に似た頭蓋骨と顔の構造を持っていた。 第3指はより強靭になり体重を支えていた。パラヒップスの歯冠は鋭くなった。

中新世中期にはメリキップスが繁栄していた。 メリキップスにはステップ地帯の硬い草をすり潰すのに使用されたとされるパラヒップスより 大きな大臼歯があった。後脚の第2指と第4指は短くなり、走るときだけ地面に触れていたと 考えられている。 メリキップスは少なくとも19種類の種に分岐した。

ここでメリキップスが登場してきました。

つづきはまた

※写真や図の出典 Wikipediaより
タグ: 進化
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由布院の観光辻馬車、ぜひご乗車を、大分県由布院温泉 [馬車]

現在、日本で馬車が動いているのは結婚式やイベント、一部のテーマパークですが、

一番多いのは各地での観光馬車ではないでしょうか。

多いっていっても日本馬車協会の会長たる私としてはまだまだ少ないです。

(注:現在「日本馬車協会」は私が個人的に考えていることで実際には存在していません)

前回は多治見での観光馬車をご紹介しましたが、

(多治見の観光馬車も昨年の春季のみの限定だったようです。再開を熱望します。)

今回は九州は大分、由布市の

由布院温泉の観光辻馬車をご紹介したいと思います。

なんといってもこちらの観光辻馬車ですが

運行開始が、1975年

なんと今年で38年目なんです。

馬車好き、ウマ好きとしてはうれしい情報です。

こんなに歴史をもってらっしゃる馬車があるのは。

いや、単に私が不勉強なだけですね。すみません。

写真で見ていただくと素敵な感じが分かると思います。

ご紹介している写真は「愉快に由布院ドットコム」さんからお借りしました。

リンクです。 愉快に由布院ドットコム

由布院馬車1.jpg

温泉郷の雰囲気にマッチするトロッコ風?と言っていいんでしょうか。

レトロな感じの馬車が良いですね。

写真のお馬さん以外にも馬車を牽くお馬さんがいるみたいです。

ということは1頭ではない、ということです。

それもそのはず

こちらの観光辻馬車は

ハイシーズンは1日15便も運行されています。

30分おきの運行、1回の運行が約50分とありますから

どう考えても複数のお馬さんと馬車がなければ不可能ですよね。

いやあ、なんともうれしい情報です。

しかも1回50分はかなり乗り応えありますよね。

イベント会場での馬車運行などはスペースの都合とかもあるのですが

どうしても1回の乗車時間が短く設定されちゃいます。

まあ、諸事情あるのでここでは触れませんが

できればたっぷりと乗っていただきたいのが本音ですから。

そして気になるお値段、料金ですが

大人(中学生以上) 1,500円(1名)
子供(4歳以上)  1,000円(1名)
※4歳未満のお子様は膝の上にお乗せいただきご乗車いただけます。

だそうです。これはリーズナブルですよ!!

由布院馬車3.jpg

由布院馬車4.jpg

由布院馬車5.jpg

あえて、馬車に乗車した目線からの写真は載せてません。

ぜひともご自身の目で見て感じてご体験ください。

ちなみに

由布院馬車2.jpg

馬車を始めた当時はこういう感じだったそうですよ。

そして

馬車の他に人力車などもあるようですね。

馬車がイチオシなのですが人力車も良いですね。

エコカーですから。

最後に由布院温泉観光協会さんの公式サイトのご紹介

由布院温泉観光協会

由布院温泉にお越しの際にはぜひ観光辻馬車をご利用くださいませ。
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馬の起源と進化 その1 エオヒップス 馬は常に進化する [ウマ]

今回から馬の起源と進化について調べてみたいと思います。

今からおよそ6千万年前、始新世までさかのぼることができる。 1867年、アメリカ南部で始新世の地層を発掘調査していた科学者たちが、 後に馬の最も古い祖先と認められることになる動物の完全な骨格を発見した。 科学者たちはそれをエオヒップス(ヒラコテリウム)と名づけ、 その動物から現代の馬の直接の祖先、エクウス・キャルバスに至る アメリカ大陸におけるウマ科動物の進化の歴史を明らかにした。 

エオヒップスの骨格(レプリカ)です。

エオヒップス(ヒラコテリウム)1.jpg

エオヒップスの体高は約36㎝しかなく、蹄の形が異なっているにもかかわらず、 まぎれもなくウマ科動物のものである。 エオヒップス属にはさまざまなタイプが存在していた。 最小のもので体高約25㎝、最大で約50㎝、体重はおそらく8倍程度の変異が あったものと思われる。 中新世後期にはメガヒップスと呼ばれるマンモス程度の大きさの種も出現した。

エオヒップス(ヒラコテリウム)3.jpg

真ん中の肢の図をご覧になればお分かりだと思いますが
エオヒップスは4本の指を持っていました。

ちなみにこれは左前肢の図で、後肢は3本指だそうです。
説明があるのでご紹介します。

エオヒップスはコンディラルスから進化した。 コンディラルスとはすべての有蹄類の遠い祖先で、およそ7千5百万年前、 地球上に生息していた。 コンディラルスはイヌよりは小さく5本の指を持ち、それぞれのつま先に 硬く角質化した爪を持っていた。 その子孫であるエオヒップスの四肢には変化が生じていた。 すなわち前肢は4本指、後肢は3本指となっていた。 エオヒップスは体重が平均およそ5.4㎏、肩までの高さ約36㎝で キツネか中型犬ぐらいの大きさだったと考えられる。 エオヒップスの毛色や毛なみは不明だが、シカに似ていた可能性もある。 

今の馬からは想像しにくいですね。
ポニーよりも小さいです。
というか、体の構造からしてまだ現代のウマになっていませんね。

復元想像図です

エオヒップス(ヒラコテリウム)2.jpg

エオヒップスは柔らかい葉を常食とする動物であった。 生息場所である森林で生きていくのに都合の良いような目立ちにくい斑点のある毛色、 湿地を歩くのに適した蹄を持った肢を備えていた。

まさにシカのような生活を送っていたみたいです。

馬の起源と進化、かなり奥深いです。
順を追ってお届けしたいと思います。  

※写真や図の出典 Wikipediaより             
タグ: 進化
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馬の品種 「サラブレッド」 夢を追い求めて [ウマ]

日本人に一番知られている馬の品種はなんといっても

サラブレッド

ではないでしょうか?

競馬の馬、競走馬としてあまりにも有名です。

サラブレッドは世界で最もスピードがあり最も高価な馬である。

クォーターマイル(約400メートル)においてはクォーターホースの方が速いという意見もあります。

この馬をめぐって競馬ならびに生産という巨大な産業が形成されてきている。

競馬のために生産されている品種なわけです。

この品種は17世紀および18世紀にイギリスに輸入されたアラブの種牡馬と在来種の 「ランニングホース」と呼ばれていた馬とを交配させてつくりだされた。

サラブレッドは英語で Thoroughbred

純粋な血(血統)という意味です。

そのため、「~界のサラブレッド」なんて使い方もされてますよね。

下の写真は競走馬になる前(デビュー前)のサラブレッドです。

サラブレッド1.jpg

そして次は競馬に出走する前のサラブレッドです。

サラブレッド競馬1.jpg

最後に競走馬を引退して乗用馬になったサラブレッドです。

ウマ2.JPG

本当なら同じ個体の写真を載せて比較したいところですが
資料が手元になく申し訳ありません。

年齢や用途によって体つきが変わります。

競馬は基本的にスピードを求められますから無駄なぜい肉はなく
かつ、鍛え上げられます。

乗用馬になるとスピードより持久力耐久力柔軟性が求められてきます。
ふっくらとした体になり、その上で鍛えられます。

もちろん、競走馬でも走る距離や芝・ダートなどでも違うでしょうし、
乗用馬でも普及用や競技用といった乗馬の中での用途によっても違ってくることを
ご了承ください。


競馬にサラブレッドの血統に詳しい方ならご存知でしょうが、
サラブレッドには根幹となった3頭の種牡馬が存在しています。

バイアリー・ターク、ダーレイ・アラビアン、ゴドルフィン・アラビアン

の3頭です。サラブレッドのサイアーライン(父の系譜)をさかのぼっていくと
必ず3頭、3大始祖に辿り着くといわれています。


さて、サラブレッドの身体的特徴ですが

体高は平均で160~165㎝とありますが、その時代の流行にも左右され
一時は大型化されて体高が170㎝を越えるサラブレッドも多くなっています。
しかし、最近の名馬、ディープインパクトなどは割りと小柄な方でして
今後の流行によってどうなっていくのでしょう。

特に人間の都合?によって左右されやすい血統ともいえます。

概ね、160~170㎝ということに落ち着くでしょう。

頭部はすっきりしていて細く、目は比較的大きめ、そして鼻孔が大きいのが
特徴です。競馬で疾走するためにはたくさんの酸素を取り込む必要がありますからね。

被毛(前髪、たてがみ、尻尾を除く全身の毛)は薄く(短く細かい)、
それに伴って皮膚も極めて薄く、血管が透けて見えるぐらいです。

ビロードのような皮膚

とも表現されるぐらい美しく、サラブレッドは

人間の作り出した最高の芸術品

などとも言われる所以です。

競馬でサラブレッドを見る、テレビでも美しさは伝わりますが

せひ競馬場で直にサラブレッドをご覧ください。

※写真の出典 オリジナルを除くものはYahoo画像より


タグ: 品種 競馬
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